39福子の入院生活3

6月 23, 2016

(入院生活2からの続き)

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昨日の夜に「天才」を読み終え床につくも、なかなか寝つきが悪く、浅い眠りのまま朝を迎える。夏至に近づくこの季節、日がのぼるのが早くて朝も早くくる。

昨日よりお腹の痛みもなく、ひょうひょうと病室内を歩いてみせた。・・・誰も見る人はいないが。

わたしはお腹のキズを保護するために「腹帯」という名の腹巻きをしているのだが、昨日からはこちらを巻いている。

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職場仲間から洗いがえにとプレゼントされたもの。みての通り、色とりどりだ。そして今日、この腹巻きを看護師さんにみられた。「お腹の音ききまーす」って時に。看護師さん大爆笑。10秒もあれば終わることを3分くらい笑ってた。「こぼりさんて面白いですね」・・・違う。この腹巻きは頼んでいない。のに、わたしが面白くなってしまった。

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お昼から七分粥になった。七分になるとこんなに豪華になるのか。たまたまか。今年初のスイカ、甘かったなぁ。

午後はお見舞いにきてくれた方々が。

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むぎちゃん、かじさん。そして、写真にはうつってないけど、同期のいとうさん。同期のいとうさんはわたしの入院を今日知って、その足できてくれた。みんな職場は違えど、ソーシャルワーカー同士。ワーカーとしての話もでたり。でもやっぱりおもしろ話あり。隣のお客さんが「コーヒーこんなにあったら飲みきれないわ」と、自分たちのマグカップコーヒーを、うちらの空き紙コップにうつしかえるという荒業に、腹の虫ならぬ腹のキズが泣いていた。でもみんなとはなせて、こころがすうっとしたよ!ありがとう☆

病室に帰って、今日の担当でわたしの担当でもある看護師さんと少し長めにお話した。わたしのくだらない話にもケラケラ笑ってくれる、やさしい看護師さん。平日は忙しくて患者さんと話ができないと言っていた。日々の業務とやりたいこと、両立って大変だなぁとあらためて思ったし、そんな中でもいつも微笑みを忘れない看護師さんたちはすごいなって思った。

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今日いただいたり、貸していただいたもの。「ポポロ」はいとうさんチョイス。さすが!みんなありがとうね!

 

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病室から外を眺める。今日は暑くなりそうだな。そうだ、朝のうちに、院内散歩をしてみよう。

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1階と外来棟はとても静か。朝6時前、当たり前か。ここまで歩こうと思えたことに、自分でも回復進行中を感じた。でも、無理は禁物!

部屋に戻り昨日もらったポポロを眺めつつ、朝食の時間。

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今朝から全粥!食形態も回復中。

その後先生たちがきて、予定通り明後日退院でと話があった。少しして主治医がお腹のキズ、お腹の音をチェック。順調とのこと。胸を撫で下ろす。そして、メールで両親に報告。

シャワーを浴びて、洗濯をして、読書して、少し休んで。院内でのわたしの日常をすすめた。

お昼ごはんの後、院内にあるタリーズへ。

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コーヒー屋さんだけど、紅茶にした。ここで読書タイム。いつもだったらタリーズ横目に病棟へ向かうのに、今日はここで読書をする。きっとわたしの後ろを、仲間たちが歩いて病棟へ向かっているんだろうな、と思いながら。

そして、夕食から・・・。

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常食になった!1週間振りの普通食。食べられることのしあわせを咀嚼に込めて噛み締めた。

就寝前、日勤だったわたしの担当看護師さんがきて、退院してからの生活について説明があった。規則正しく、無理のない生活をと、プリントを参照しながら。プリントに書いてなかったりわたしが気になることは、直接先生に聞くことに(唄って大丈夫かとかギターを担いでいいかとか・・・)。真剣に聞きますよ。

やっぱりまだ腸の動きが万全じゃないな。ウォーキングを推奨されてるけど、歩いた後キズに響くし。身体と相談しながら、やっていこう。

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